秋になると自分が通うホームフィールドには楽しみがある。
キノコ類や木の実が収穫の時期を迎え、釣り以外の楽しみももたらしてくれるからだ。
もちろん、釣りが第一優先ではあるがたまたま良型の魚に出会えるとそれだけで満足し、まわりの景色がより目に入るようになる(笑)
ボリボリ(ナラタケ)、天然しいたけ、山ぶどうやコクワ(サルナシ)、マタタビなどなど。

決して多くは必要ないが、北海道でこの季節にしか味わえない旬の食材が手に入るのは幸せなことだとつくづく感じるし、釣りを趣味にしていて本当に良かったなと思える瞬間だ。

源流域で力強く生きる良型の蝦夷イワナの姿をダリア白バッタで確認出来たら写真を撮って速やかに元居たポイント近くにリリース。
遡行中にボリボリは確保済み。
さて、山ぶどうやコクワはどうだろう?
ヤマブドウ コクワ(サルナシ)
見つけた蔓から一粒ずつ採って齧るとあまりの酸っぱさや渋さに思わず顔をしかめる。
『 木の実類はシバレが入らないと甘みが増さない 』
そう仲間に教えてもらったことを忘れるたびに学習能力の低い自分(ただの食いしん坊⁈)に苦笑いをしてしまうのである(笑)
D3フィールドスタッフ 石川 学