11月中旬、山では枯葉も落ち切っていて雪もない。
今年の冬はどこかおかしく、
11月中旬で初雪が降らないのは132年ぶりらしいが、
釣りに行くには最高のコンディションであり、
魚達も真冬に備え荒喰いモードになってると読み釣り仲間と本流へ向かった。
目的のポイントに着くと、気温は5度で水温は9度あたり。
水量もこの時期にしては少し多く良い雰囲気。
『 いけるかな・・・』
そう思い、
ゆっくり誘える、重めのスプーンを選択し川底を転がすように流す。
流速の落ち着いた水深のあるポイントを探ったときに、
根掛かりのような鈍いアタリにロッドを立てると魚が一気に走った。
何度かジャンプされたが、慌てずに時間をかけてネットイン。
撮影場所に横たえると、
体高のある筋肉質なニジマスが睨みをきかせてこっちを見ていた。
この後も同じパターンで数尾に相手をしてもらい
身体が冷え切ったところで帰路につく。
帰りの途中で食べたアツアツのあんかけ焼きそば
が格別だったのは言うまでもない。
スタッフ_小林孝平