11月に入ると急に気温も下がり、季節は一気に冬へと変わった。
水温がちょうど良くなる頃を見計らい糠平湖に釣行した。
今年は水量が多く、釣り場の確保すら困難なほど。
なんとかバックが取れそうなシャローを見つけてロッドを振ることにした。
この日は風もあり湖面は常に波立っている状態。
こうなると魚は高活性になりシャローエリアに入ってくる可能性は高い。
予想は的中。
40〜50cmほどのアメマスが中心になるが、時折サクラマスやニジマスも混ざりながら暇をすることなく魚が掛かる。
この日大活躍してくれたのは、ジグミノー【フルベイト】。
ウェイトがあり、飛行姿勢も抜群のため強い向い風でもものともせずに遥か沖までぶっ飛んでくれる。
アクションもプラスチック製のジグミノーの中では最も秀逸だろう。
低速から高速までメトロノームのように安定したアクションで泳いでくる。
特にこのダム湖のようにワカサギがメインベイトとなればこのジグミノーは本当に良く効く。
小型ルアーからヘビーウェイトの遠投までを想定していたため、
ロッドは1本で使用ルアーのほとんどをカバーできるBKT608ML-OHを選択。
『 迷ったときの608 』本当に頼もしいロッドだ。
ラインはPE0.8号にナイロンリーダー12lb。
午前中の2~3時間ほどで釣果は余裕の2桁。
様々な魚種と久しぶりの数釣りに大満足して帰路についた。
さぁ、厳寒期は来期用の新ロッドの強度テストに行こうか。
D3フィールドスタッフ 前田洋一