外出自粛要請が出て時間を持て余している方もいると思います。
魚釣りでは、日本海側に面する市町村の釣り場で、
一気に規制がかかったのはコロナウイルスの影響ばかりではなく、
今までのマナーが悪かったためだとも思います。
さて、せっかく時間があるのですから普段出来ないことをやってみるのもよいと思います。
もし、釣り用の古いクーラーボックスがあったら塗り替えをしてみてはいかがでしょうか?
釣り用のクーラーボックスは保冷能力は最高なんですが、
正直言って見た目に魅かれません。
何せカラーが、白や、さえない蛍光イエローやブルー。
など、釣りではよいのかもしれませんが今どきのキャンプ道具には不釣り合い。
外寸のわりに収容力が低く、物凄く重たいクーラーボックス『イエティ』が
あんなに人気なのですから魚釣りのクーラーも色だけ何とかすればもっと売れると思うんですけどね。。。
今回はシマノのクーラー、旧型『スペーザベイシス240』。
本来なら塗料用の吹付ガンとこのようなソフトナーを使い
ぶつけても剥がれ難いように塗装するのですが、
今回は自宅でも出来るように缶スプレーで塗り替えてみました
このクーラー
安定感はあるのですが 丸足がカッコ悪かったんですよね。
現行タイプはずいぶんとカッコよくなりました。
全ての写真を撮ってませんが、先ずは前面にペーパーをかけて足付けします。
240番 → 400番
という順番でよいと思います。
全ての部品を足付けしたら、ドライバーで各パーツに分解。
全パーツをキレイに水洗浄してからしっかり乾燥させます。
※洗浄の写真が無くすいません。
水気がしっかり乾燥したら、プライマーを塗布。
今回は会社にあるものを使いましたが
染めQの『ミッチャクロン』が入手しやすく良いと思います。
プライマーは完全乾燥後にもう1回吹き付け。
全部で2回塗布します。
プライマーが完全に乾燥したら色付け。
今回は『ラスト・オリウム』のカモフラージュカラー
これの缶スプレーを使用しました。
この缶スプレー1本で、
今回のクーラーボックスがちょうど足りるくらいです。
缶圧が強いので吹付する際はけっこう指の力を使います
女性の方は一気に作業するのは疲れるかもしれません。
最初に注意ですが、物を入れるクーラーボックスの内側の部分は塗りません。
氷等がぶつかり中で剥がれると色々と面倒ですから。
あくまでも外見だけ。見た目重視です。
先ずは試し塗にちょうどいいフタ部分の塗装から。
艶消し塗料は角の部分などに一気に着色すると乾燥時にヒビ割れしますので
先ずは端の部分を軽く下塗り。
1時間くらい放置して、この部分が完全乾燥したら全体を軽く下塗り。
さらに1時間乾燥後に、2回目の上塗りをします。
写真を端折ってすいませんが、キレイに仕上げるコツは
一度に “ ブシューッ ”と吹き付けずに
サッ サッ と、数度に分けて軽く吹き付けることです。
これは、本体部分の2回目の塗装。
これくらい離して吹き付けたほうがよいです。
かっこの悪いデザインの足部分は色変えします。
先ずは、ラッカースプレーの艶消し黒で下塗り。
黒色が完全乾燥したら、差し込み部分になる耳部分をマスキング。
上塗りに使用するのは車用のラバーチッピングスプレー
ツブツブの柚肌になります
これも距離を取って、2-3回に分けてスプレーした方がうまくいきます。
せっかくなので雰囲気を出すために厚紙でステンシルを製作
BLAKISTON
と
D-3CUSTOMLURES
ステンシルをテープで張り付けると
オリーブ色が剥がれてくる可能性があるので
好みの位置に押さえつける感じで。
艶消し黒を塗布。
全部のパーツを1日放置し、完全乾燥してから組み立て。
ハンドルもチッピング塗装です。
かなりイメージが変わりました。
DAIWAさんには、
『 ミリタリーカラーで釣り用のクーラー出しましょうよ!』
とはお邪魔したときに2度くらい伝えたんですけどね。
今のダイワの D というロゴなんかそのままで雰囲気出るのでカッコいいと思うんですよ。
お返事期待してお待ちしてます。
今回の塗料は、ぶつけたり、擦るとすぐに剥がれてしまと思いますが
補修吹きも簡単ですので、
不要なクーラーボックスがあればやってみてはいかがでしょうか。