この秋から来春にかけて、ブラキストンには3本の新しい機種が発売になります。
最初に発売になるのは、発売中の『鱒の森』でも紹介している【BKT-511LX4】
4ピースのパックロッドです。

ライトパワークラスの2ピースモデル、BKT-511L・511エクルージョンと比べ、
ティップ側の#1セクションと#2セクションのパワーを上げたモデルになります。
L(ライト)とML(ミディアムライト)の中間あたりのパワーとなるので
LX という新しいパワークラスを設定しました。
スペック表記は下記のようになります。
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4ピースのわりにパワーがありますので、振り重り感は多少あります。
アクションのイメージ的には、608MLOHのパワーを落として短くした感じ。
と表現すると、愛用の皆さんには伝わりやすいかもしれません。
でも、あくまでも4ピースのパックロッドですので、
破損リスクは2ピースモデルより高くなりますのでご注意ください。
それと、旧モデルのBKT-511Lや、限定販売した511エクルージョンという
2ピース機種と比べると、振り抜けのシャープさや、軽快な操作感覚では劣ります。
ロッドは、
1ピース > グリップ脱着 > 1&ハーフ> 2ピース > 3ピース>4ピース
★破損リスク 小 ⇒ 破損リスク 大
といった感じで、
ジョイントが増え、そのジョイント位置が近くなるほど破損リスクが上がります。
そして同じ4ピースでも5ftと8ftでは、短い5ftのほうが破損リスクが上がります。
そしてジョイントが増えるため重量も増えるのがパックロッドの特徴です。
さて、このロッドの最大の特徴は歴代511の中で最もティップにパワーがあります。
BKT-511Lと比べると
ティップで15%増し、
2番目で10%増し、
3番目とバット部分は2ピースモデルのBKT511Lと同数値。
という少々強引な設定のロッドです。
でも、あちこち現場に通って釣りをしていると、
美観やスペック重視で設計したロッドよりも
このような少々強引なコンセプトの方がむしろ向いている。
という状況に出くわしたりするものです。
この511LX4はトルクがありスロー寄りのレギュラーテーパーなので
安心感があり、とても汎用性の高いパックロッドです。
バックパックに添えて山奥の大物を狙いに行く際や、
飛行機や電車を利用した地方への遠征などにお勧めです。
細かなコンセプトなどは長くなってしまうので『鱒の森』でご確認ください。
残念ながらですが、今回はハードケースを付属できませんでした。。。
そのかわり、BLAKISTONケースというのを現在計画してますので、
少々お待ちください。
411SL4をお持ちの方は、
411のハードケースの蓋、この裏側についてるOスポンジを外すと
511LX4は入りますので、少しの間の遠征時はこれでご対応ください。
このあとの順番としては、
トリロジーシリーズ第二弾の1作目
TR-600J “ the J ”というジギングロッド。
トリロジーシリーズ第二弾の2作目
TR-501 “ the Sharp Shooter ”という渓流用ミノーイングロッド。
の順番での発売になります。
詳細が決まり次第に、またご紹介いたします。
D3 福士知之