「釣りが楽しい!」
小学生の頃から触れてきたこの遊びが、疑うことなく大好きなのですが、
僕が山へ向かう理由はまだあります。
何度もこのブログで触れている、
「キノコ」や「山菜」など山の恵みをいただくこと。
そして、草木や花、野鳥を観察する事も年々興味が深くなっています。

河原を歩きながら、目に入る草木や花の生育具合を確かめ、
季節進行を見計らうことでトラウトの行動とリンクさせる。
これには膨大な経験が必要ですが、自然に触れる機会を増やし、
視野を広げることで少しずつデータとして蓄積できている気がします。

それに娘たちと山で遊んでいる時に、
彼女たちの疑問に全て答えられたらカッコいいなと、
勝手な父親像を妄想していることも理由の一つ。笑
実際、父から教わったキノコや山菜採りでも、
「〇〇の花が咲く頃、〇〇が出始める。」
など、昔から伝承されている経験則がとても役立ちます。

今年の秋もその経験則を元に、
松茸やナラタケ(ボリボリ)、エノキタケなどを採り、
楽しいキノコシーズンを過ごせました。
ただ、自然環境は年々変化していくので、
そう言った伝承も自らの経験でアップデートしていかなければなりません。
さて、先日は父との久しぶりの釣行でした。

お互いに思うような釣果には恵まれませんでしたが、
小型のアメマスに遊んでもらい、脱渓地点ではエノキタケの幼菌を見つけ、
また一つ経験が増えたかなと思います。
風が強く落ち葉が舞い散るなかでしたが、
秋晴れのもと楽しく「自然観察」する事ができました。
その数日後、同じ河川へ行き、別の区間を探索。
倒木絡みのスポットにダリアマークIIを送り込み、ゆっくりとただ巻きしてくると、
大好きなチャートカラーに誘われたアメマスが付き場から大きく離れてバイト。

前回より少しだけサイズアップしたアメマスを釣ることができ、一安心しました。
これからは晩秋から冬の釣りに移行していきますが、
体調を崩さないよう楽しみたいと思います。

〜タックルデータ〜
【ロッド】 Blakiston608ml
【リール】 SHIMANO TWINPOWER C3000MHG
【ライン】 VARIVAS Double Cross PE 0.8号
【リーダー】 VARIVAS EXTREME SHOCK LEADER 8lb
【ルアー】 ダリアMarkⅡ(チャートボム)
【ネット】 Branchline ランディングネット
D3フィールドスタッフ
仙北谷祐輔