今年、新たに加わったカラー「#11 Ch-Bom(チャートボム)」は
仲間内での釣果も上々で、
特にアメマスをはじめとしたイワナ属に抜群の効果を発揮しています。

もとより、
チャート系はアメマスの必釣カラーとしてローテーションの一角を担っていて、
新色チャートボムもリリース直後からレギュラー入り。
そんな期待の新色チャートボムを携え近隣河川へ向かいました。

11月下旬に差し掛かり一気に冷え込んだ道内ですが、
この日の最高気温は10度ほどの予報で、
「この寒暖差がいい方向に転べば…」
とBKT511エクルージョンを片手に入渓します。
僕の期待とは裏腹に、アメマスの反応は渋く、
低活性時の頼みの綱であるd3カスタムスプーンをドリフトさせ
何とか40台をキャッチするも、今日は厳しいのかなと不安がよぎります。
しかしこの後、雲が切れ暖かな陽が差し込むと活性が上がってきた様子。
ダリアマークIIチャートボムに再度結び変え、
アップクロスで岩盤のスリット付近を引いてくると、
良型アメマスが飛び出し、まずは50upをキャッチ。

丁寧にベッドを設営し写真撮影。
アメマスはウネウネと動きますが、魚の落ち着くポジションを探りながら、
優しく目隠しすると落ち着いてくれます。
リリース後、同じポイントに戻り、
今度はボトム付近を漂わせるイメージでドリフトすると、
不自然にラインが止まったため、アワセを入れると重量感のある感触!
ノーアクションのダリアマークIIを狡猾に捕食したアメマスは、
フッキング後、鋭いダッシュで定位置に戻り、
胸鰭をピンと広げ川底に張り付くように抵抗。
良型アメマス特有のファイトに対し、
BKT511エクルージョンの適度な柔軟性を活かしながら、
過度なプレッシャーを与えないよう徐々に距離を詰め、
緩流帯に寄せてランディング。
エクルージョンはファイト中のフックアウトがとにかく少なく、
安心してやりとりできます。

先ほど作った撮影用ベッドを拡張しアメマスを横たえると、
黄色みを帯びた体色に割れた白斑が際立つ66cmでした。
リリース時には釣られたお返しとばかりに、
尾鰭で水飛沫をお見舞いし元気に川へ戻っていきました笑

その後も60台と40台を数本追加し、この日の釣行を終えました。
チャートボムは今回活躍したダリアマークIIの他、
ダリア45s、ダイビングダリア45f、フルベイト55にラインナップされており、
様々なシーンで活用できると思います。

まだまだ寒さが増す北海道ですが、納竿までゆったりと楽しもうと思います。
〜タックルデータ〜
【ロッド】 Blakiston511eエクルージョン
【リール】 SHIMANO TWINPOWER C3000MHG
【ライン】 VARIVAS MaxPowerPE 0.8号
【リーダー】 VARIVAS EXTREME SHOCK LEADER 8lb
【ルアー】 ダリアマークII(#11 Ch-bom)
【ネット】 Branchline ランディングネット
D3フィールドスタッフ
仙北谷祐輔