夏の間。  福士知之

早くもTシャツ1枚での外出が寒く感じるようになった北海道。

短い夏も終わりですね。この夏も、僕は取材以外は鮎つりに夢中でした。

でも、なかなか上達しなんですよね・・・

なんでもそうなのでしょうが、覚えたて は本当に楽しい。

小学生の頃、初めてルアーフィッシングを始めた頃もこだったのだろうか?

と40年も前のことを考えてしまいます。

楽しく・美しく・美味しい。

北海道では大きくても25㎝くらいでしょうかね。

シーズン最初は15㎝くらい。

それが北海道の短い夏の間にどんどん大きくなっていくのですから

鮎の成長力たるや凄いなと思います…苔食べて成長するものなんですねぇ

シーズン初期のサイズはこれくらいでした。15㎝くらい。

僕はあいかわらず手捌きがどん臭いので手返しが良くないです。

4シーズン目なのに上達感を感じられません…

色々と調べ知識を得た結果、

“ 能書きで頭デッカチになり、その使いどころを誤っている ”

といった、ルアー釣りでもよくある中級者のパターンです (笑)

追いが良いときは何の苦労もなく勝手に掛かってくれるんですけどねぇ

どんな釣りでも同じですが、

状況が悪いときほど 技量と釣運の差がハッキリ出ますよね。

年に1~4回くらいの釣行ではこんな上達ペースなのでしょうか…

まぁ技量はさておき、釣れるも釣れないも人一倍楽しんでいるので良いですね。

川によって見た目の個体差だけじゃなく
苔を食べてるので河川で味が違います。


合間には、ちゃんと取材もしてました。

写真撮るときはいつもこんな感じです。

ヤマメ釣りを除けば、夏場の渓流はトップだけで十分楽しめますね。

携帯するのは蝉やバッタのみ詰め込んだ小さなケースで十分です。

カバンのスペースを開けるのは夏場はタモキノコ(タモギダケ)の

良い時期でもあるからです。

多雨で暑かったこの夏はタモキノコの当たり年でした。

このタモキノコ。

耳より大きなサイズの頃にはキノコのスネの中は虫だらけになってるので

小さなうちに採るのがコツです。

サルノコシカケみたいにブワーッと大きく木になっているものは、

ほとんど虫だらけなんです。気にしない人は気にしないですけど

スネ部分が硬くなり食味が落ちます。

プライベートの釣りは再び友人と鮎釣り。

シーズン後期にはこんなに立派に。

20㎝を超え、背も張ってパンパンです。

今年は4回行けました。

今期は、状況に合わせた針アワセを少しだけ理解できたので

来年は新しい竿を買ってもよいかなぁ。なんて考えてます。

例年ならカラフトマスに行ってたのでしょうけどね…。

北海道は8月も大雨が続いてます。

水が濁って多いですがその濁りが引いたタイミングで

1日くらい本気でヤマメ釣りに行かなきゃいけないですね。

夏も終わろうかというのにヤマメ釣りをしてないのは流石にちょっと寂しい。

夏の終わりに色濃いヤマメで締めくくれたら最高ですね。

福士知之

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