満を持して復活となるハイレスポンスミノー「キクマツ55s」。
従前の菊松のカラーとフックをリニューアルし、
パッケージも一新となりリリースされます。
(個人的には秀逸な従来型パッケージもお気に入りでした・・・笑)
そのキクマツ55sをワレットに収め、
晩夏に差し掛かろうとしている本流へ向かいました。
まずは旧『菊松』で今一度アクションを確認しようとラインに結びスタート。
飛距離・安定感が抜群で厚い流れの中からすぐにブラウンをかけてくれました。
そして『キクマツ』
低弾道で良く飛ぶのでオーバーハング下や枝の入り組んだポイントなんかもとても打ちやすく感じます。
着水後も水馴染みが良く、ロッドワークやリーリングの変化の感触が手元に伝わります。
カラーとフック以外は変わってないので、新旧かわらないのは当然なんですけどね…
「ここで魚に気づかせて…ここで食わせる!」などと独り言を呟きながらイメージ通りに魚がバイトするのでたまりません。
沢山の遡りアメマスやブラウンをかけてくれたキクマツですが、印象的だったのはフロントフックにバイトしている魚がとにかく多いこと。
肉厚なフォルムから生み出されるウォブリングはアングラーにとっても、魚にとっても魅力的なようです。
イレギュラーなアクションでバイトに持ち込むパターンも楽しいけれど、
繊細なアプローチが必要な環境下ではキクマツのような
ハイレスポンスのミノーが1本あると楽しさがさらに広がると思います。
さてこれから北海道は秋の大型鱒シーズン。
記憶に残る1尾に出会うため、これからもキクマツと共に川を渡り歩こうと思います。
Ⅾ3フィールドスタッフ 仙北谷祐輔