石川 学
D-3Custom Luresのトラウトロッド、『Blakiston』シリーズが発売されて早6年が過ぎようとしている。このロッドの象徴的なカラーであるブラック×レッドのブランクデザインは保守的なトラウトロッドの世界の中ではかなり斬新さが際立っている方だと思う。
Blakistonはデビュー当初から現在に至るまでスピニングロッドを中心とした商品展開がメインであるものの、熱心なベイトタックルファンからの要望に応え、ベイトキャスティングモデルも1機種ラインナップされている。
機種はBKT-511LBC。
シリーズのフラッグシップモデルのブランクを使用したものだ。
かくいう自分もこのベイトロッドはいつか手にしたいと思っていた。
なぜなら現代のロープロファイルベイトリールにマッチするロッドデザインに他ならないからだ。
ただただ、ヴィジュアル的にこのかっこいいロッドにマッチするロープロベイトリールを手に入れてトラウトを釣ってみたいという至極単純な理由…
そう、所謂『カッコから入る!』というやつだ(笑)
しかも実際に使用してみると、これがかなり使いやすい。
ロッドとリールのバランスがこれ以上ないくらい高く、多少慣れるまでに軽度のバックラッシュは起こしたものの、最新鋭のベイトフィネス用と呼ばれるリールにはストレスをほとんど感じなく、気持ちよく釣りが出来た。ロッドのキャストフィールとパワーバランスも申し分ない。
そして、このベイトタックル筆おろし釣行で上出来すぎるブラウントラウトもヒットさせることが出来たのだ。
ちなみにソルトウォーターにも対応しているタックルなので港湾のライトロックゲームも楽しんでみようかと思っている。
オールドタックルも雰囲気があって好きだけど、最新鋭のタックルもやっぱりいいものだ。気分によって使い分ける釣行がこれからも続くのだろうな…。
【使用タックル】
ロッド:D-3Custom Lures・Blakiston BKT-511L BC
リール:DAIWA・ALPHAS AIR 7.2L
ライン:SHIMANO・PITBULL4 1号
リーダー:VARIVAS・TROUT SHOCK LEADER FULOLO 12Lbs
ルアー:DUO×D-3・SPEAHEAD RYUKI 70S エゾチャートヤマメ