福士知之
北海道も、数日間だけ夏という暑い日がありましたね。
あの1週間で終わりの気がします。
こんな涼しい北海道でも、この時期の釣りは汗でグショグショになります。
とくに、足で稼ぐような河川の釣りはたいへんです。
ウェットスタイルというのもありますが、
気温30℃近くても水温が低い河川が多く、
ウェットスタイルでいける河川は限られるというのが北海道です。
なので僕はこの時期、川原があって風通しの良い渓流に行くことにしています。
ボサ川なんかはグシャグシャになりますからね。
さて、そんな僕らの渓流釣りのワンシーン。
超接近戦の楽しさが伝わればと思います。
アングラーは、石川さんです。
①屈みこんで倒木下から流れ込みを狙います。
②2回目のキャストで、ルアーをチェイスしながら自分の前を通過しようとする魚を8の字を駆使して悪あがき。
③狙い通りにヒット! 流石です。 サイズも確認。
④至福の瞬間。 表情も若干ドヤ顔ですね。
⑤しかしフックアウト! この瞬間まだ本人は自覚しておりません。
⑥この瞬間、異変に気が付く・・・
⑦不安が的中! ここでバラしを自覚。
⑧状況を把握し、我に返る瞬間。 いやぁ いい顔しますねぇ~
⑨でも楽しそう! 釣れた時よりいい笑顔です
⑩そう、毎度上手くいかないから楽しいんです。
逃して不機嫌になるのはナンセンスです。
最近は動画が主流なのでしょうけど、
スローで見るより写真が切り出したコマの方が臨場感があると思います。
本当はカッコ良いファイトシーンを撮りたかったのですけど
結果的にこっちの方が渓流の楽しさが伝わるような面白い写真に撮れました。
誌面でなかなか失敗シーンを見せることも無いですからね(笑)
フィールドに出ましょうね。