令和になったら何処に行こう  

平成が終わるこの春、息子が旅立っていった。

先日まで「朝だぞ!」と声を荒げていたが、

家の中が広く感じなかなか減らなくなった「お米」にさみしさを感じ始め(まだ2週間ほどだが・・・)

ぽっかりと空いた週末に夫婦2人で「何しようか」なんてと話していたが、

こうなることは予定していたので周りの仲間には、

「これで釣りに行けるようになる」と公言していた。

 

早速、予定のない週末に近場でアメマスが遊んでくれる川に足を運ぶことにした。
ある程度の水深と変化のあるポイントでミノーをダウンクロスでゆっくり流すと春のアメマスらしく反応が見られた。

フラフラと流れるミノーを追いかけ、ラインとミノーが直線になり逆引きでアクションを始めた途端に喰いついてくるようなイメージだ。

交互にポイントを攻め、どちらかが魚を釣ると写真を撮ったり、

アメマスのチェイスが無いか相手のルアーを眺めながら、

時間を気にせずにのんびりと川を歩けた。

今年は本当に雪が少なく、水量も少ない。

シーズンインも早かったので連日のプレッシャーで苦戦する事を覚悟していたが、釣行前の心配をよそに二人とも複数のアメマスの顔が見られた。

久しぶりのゆっくりとした釣行で心地よい疲労感を味わった。

家に帰ると娘が待っていてくれたが、

「この子も来春には・・・」と考えてしまう。

 

しかし、すぐに「次は何処に行こうか?」とも考えている。
よし、息子も挑戦しているんだから、

令和になったら足の運んだことのない川を新規開拓してみよう。

ロッド  BKT-611L・BKT-511L
リール  セルテート2506HG・カーディナル33
ライン  VARIVASハイグレードPE0.6・サイトエディション8LB
リーダー バリバス トラウトショックリーダー10LB
ルアー  ダリア65S・バルキット

D3フィールドスタッフ 本間一樹

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