コーカーズのBOA交換

3シーズン目を履き倒しているコーカーズのダークホース

さずがに酷使しているせいなのかダイヤルの戻りが悪くなってきたので

現地で不具合が起こらないように早めのBOAシステムの交換。

 

初めてですので少々不安がありましたが

たまたま説明書が入って無かったので何となくスタート (笑)

ダイヤル真ん中のネジを付属の工具で回し外す。

 

ダイヤルが外れたら次に内部部品の両端のネジも回し外す。

 

 

でてきたギア部分。

この小さなほうのギアが軸に固着してなかなかハズレない…

CRC556を拭いてしばらく待つと外れました。

 

外してみると腐食してます。

が、それほどの状態でもないです。

だから締め込みダイヤルは普通に回転していたんでしょうね。

昔のBOAシステムと違って耐久性が増しているようです。

 

 

さて、新部品の取り付け。

先ずはワイヤーの交換。普通に通すだけです。

交換しなくても良いくらいの状態でしたが交換。

 

ダイヤルへのワイヤーの取り付け。

外す際に良く見てなかったのですが大丈夫でした。

 

このように穴の横に→が付いてますので

ここからワイヤーを差し入れて、

 

ぐるっと回してギューっと閉め込む。

この作業がいちばん大切だと思います。

 

ワイヤーを2本ともつけたら所定の箇所に収めて

シッカリとセットした状態で蓋を装着。

 

付属の新しいネジで締め込み。

 

ダイヤルをセット。

僕は少しグリスを追加塗布しておきました。

 

最後にダイヤル真ん中のネジを締めこんで

ワイヤーを少し張った状態でダイヤルを回していけば完成。

とても簡単でした。

小さな方のギアが腐食し固着していたので

それを外す為にCRC556を拭いて少し待ち時間がりましたけど

それぐらいです。

僕はワイヤーが切れるのが嫌なので

シューズのサイズを1サイズ上を選択し

インソールを追加して調整するようにしています。

 

数ある交換ソールですが僕のお勧めはこの

【 スタッテッド ビブラム  アイドログリップ 】

 

フェルト以外では

スタッテッドクリングオンラバー

アルマトラックス

などを試しましたが、

僕は北海道のフィールドにはこれが一番あっているように感じます。

 

河原だけを歩くならばアルミバータイプも良いのかもしれませんが

正直いって重すぎる。

そして

土手の上り下りの多い道内では泥詰まりが起こったり

下り坂で何度かボトムズのように滑り落ちたことがあります…

網走川の泥岩盤では生まれたての子牛の様な状態でした(笑)

 

人それぞれ歩き方などの癖があるので違うのかと思いますが

僕はこの【 スタッテッド ビブラム  アイドログリップ 】を装着したままです。

ピンも減りにくく軽快です。

 

話は戻りますが

BOAシステムは現場で故障すると厄介なので、早めに交換しておきましょうね。

 

 

福士知之

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