「あと1時間位できるかな」
二人で話しながら土手を下りるにも足下がおぼつかない状態。
午後からの釣行だったが、すでに2つの支流を歩いた後だった。
山女魚の顔を見たくて支流を歩いたが
妻に25cm位の山女魚がヒットしたもののランディング寸前で逃げられ、
その後反応が無い。
「魚はどこに行ったの?」と言われ、渇水だから本流にいるのかな。
短いロッドしか持ってきていないから本流を攻めるにはちょっと厳しいけど…
「魚が居ないと始まらないから本流に行こうよ」と言われて河原に立っている。
自分は、ブラキストン411SL4、妻は503ULでキャストを始めた。
早速、小型のニジマスがヒットし魚が居ることが分かり
下流へと足を進めていた妻が急に戻ってきた。
小沢の出口の砂地に羆の足跡がいっぱい、
爪の跡までくっきりと残っていたので怖くて帰ってきたと言う。
周りには、橋もガソリンスタンドも見え、
河原も広く開放感のある場所だったので油断していた。
最近の北海道なら、どこで羆に出会ってもおかしくないと改めて認識した。
羆の住む山に太陽が隠れそうになっていたが、なんとか良いニジマスがヒット。
本流の太い流れの中で暴れ回るがBKT-411SL4のバットがしっかりと曲がり、
鋭い走りとジャンプを受け止めてくれた。
ネットイン!
違う顔だったが日の沈む前にカメラにも収めることができた。
ロッド BKT-411SL4・503UL
リール セルテート2004CH・2506HG
ライン VARIVASスーパートラウトダブルクロスPE0.8・ハイグレードPE0.6
リーダー バリバス トラウトショックリーダー10LB
ルアー ダリア45S・ファーラップ4g等
D3フィールドスタッフ 本間一樹