最終決戦。 D3 前田洋一

2019年も後10日を切った。

今日がぼくの最後の釣行となる。

秋からテストしていた2020年発売予定のプロトロッドも今日で振り納め。

トリロジーシリーズ三部作の3rd ロッド。
BKT – TR703 “ THE BIG GAME ”

今年最終決戦の舞台は十勝川を選んだ。
この大本流で10㎏に迫る魚体とのやり取りが最もテストになる。
そして 破損リスクの高い厳寒期のテストこそ北海道としては必須項目 。

横殴りの爆風が吹き荒れる中で粘ること約2時間。
ついに目標としていたサイズがヒット。
凄まじいファイトで、ブランクのポテンシャルを最大限に引き出してくれた。

ヒットルアーはジグミノーの Full Bait(フルベイト) 28g

1メートルまで後数センチだったが、このクラスのイトウが大河川で掛かってもフッキングからネットインまで約5〜6分程度。

このロッドは本当に強い。

これから煮詰めていく部分は多少あるが “ THE BIG GAME ” を名乗るこのロッドはD-3の淡水用トラウトロッド至上、最もパワーのあるロッドになると思う。

トリロジーシリーズとしては最後の発表となると思うが、

来年の発売を楽しみにしていてほしい。


今年は本当に良い年だった。

来年もかわらず、更なる巨大魚を求めて釣行を重ねようと思う。

D-3 Custom Lures フィールドスタッフ 前田洋一

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