息子にとっては、本格的な山岳渓流への釣行。
山間を流れるため、日中の明るい時間帯での釣行を心がけている。
ヒグマの事も頭にはあるが、少しでも太陽の高い時間の方がイワナの反応がいいはず。
小さなポイントへのキャストやルアーを操作することに悪戦苦闘している息子。
小河川の小さなポイントを攻略する上でダッドリーズの浮力とブリブリのアピール力は有り難く、自分は手のひらサイズのイワナをぽつぽつと釣り上げた。
ロッドを手に大きな岩を乗り越えながらの遡行にも苦戦していたが、ここから先は二人で協力し、ロッドも受け渡しながら障害を乗り越えていく。
ここから先に足を踏み入れる釣り人は多くはない。
ルアーへの反応も断然良くなった、型も良くなるはずだ。
バッタえびせんを投げてみるとフッキングしないまでも水面を割ってくれるのでやはり反応はいい。
息子は、相変わらずキャストには苦労しているがなんとか数匹釣り上げた。
最後になる堰堤とたどり着いた時には設定していたタイムリミットまで30分。
しばらくの間、キャストのたびに反応があり、入れ食い状態が続いた。
自分も今日一のサイズを福蝉でキャッチし写真を撮りながら息子の様子を覗った。
ワンキャスト・ワンヒットするたびに
「きた!また釣れた!」
と、ここまでたどり着いたご褒美にメチャクチャ楽しそうにしている。
帰る途中に転倒しズブ濡れ状態。車の中はパンツ一枚での帰宅となった。
疲れて果て、すぐに寝てしまうと思ったが、余程楽しかったのだろう
3時間のドライブ中も苦労の末にたどり着いたパラダイスの話が途切れることはなく、
パンイチのまま、今度は母親も一緒行こうと誘っていた。
ロッド BKT-411SL4・503UL
リール セルテート2004CH・FWステラ2000
ライン VARIVASスーパートラウトダブルクロスPE0.8
リーダー バリバス ストリームショックリーダー8LB
ルアー 福ゼミ・ダッドリーズ・ダリア45S・ファーラップ10g等
D-3フィールドスタッフ 本間一樹