発売は秋を予定しておりますのでまだ先なのですが
ブラキストンのソルト用ロッドSWシリーズが第2世代にモデルチェンジします。
初代は“SW”シリーズとしていたのですが
2世代目は “ Blavest ” ヴレイヴェストというシリーズになります。
初代100MH&100Hでは、同じ長さで2つのアクションに設定していました。
これは、道内の海アメ・海サクラのシーンで最も汎用性のある長さにした上で、
メインで使用するルアーのウェイトでパワーを選択できるように設定したものです。
『 100MHは30g前後のルアーを想定した レギュラーファーストテーパー』
『100Hでは、40gのメタルジグを想定した レギュラーテーパー』
という振り分けです。
どちらもかなりのパワーがあるのですが、
100Hの方は、キャスト時に竿をしっかりと曲げられる方は物凄く飛ぶのですが
曲げられない方にとっては、正直に言って疲れる竿だったと思います。。。。
僕的にはどちらも傑作だと自負しているのですが、
『 もっと個性に差を付けても良かったかな…』とも思いました。
このあたりは、鱒の森NO65号で書いています。
そこで、2世代目となる今回は長さも差を付けました。
一昔前と比べ、メソッドや使用ルアーなども変わってきましたからね。
パワーのある長いモデルは BKT-BR103H
ロッドレングス 10 ft 3 inch
ルアーウェイト MAX 65g
ライン MAX PE2.5号
アクションはモデレートアクションです。
パワー型のロッドではなく、トルク型のブランクになりましたので、
キャスト時はゆったりしたフォームで振ると竿が曲がりますので非常に楽にキャストが出来ます。
そして、キャストを容易にするためルアーロッドとしてはエンドグリップを長く設定してあります。
リアグリップの全長は42㎝ですが、
握りこむリールフットセンターから、ロッドエンドまでは50㎝になります。
リールにより長さに誤差は出ると思いますが、前モデルから約7.5㎝の延長。
長くなった3inch分はすべてリアグリップになります。
簡単に言うと、前に長くなったのではなくて、後ろに長くなったロッドです。
ですので、竿先(ティップ)~ グリップまでの長さは前の10ftと同じです。
非常にキャストしやすいです。
喰い込みも良いので、初期ドラグ設定が多少強めでもバレにくいと思います。
バレるバレないは、あくまでも僕の感覚ですけど。
もう1つのモデルは、フルベイトフォトコンの賞品にもしてありますが
取り回しの良い BKT-BR96MH
ロッドレングス 9 ft 6 inch
ルアーウェイト MAX 42g
ライン MAX PE2.0号
アクションはモデレートアクションです。
ブランクが短いので軽快感があり、
海から湖の遠投ゲームまで幅広く使えるバーサタイルモデルです。
ミノー・ジグミノー・メタルジグと汎用性が高いです。
“ ザ・フルベイト” といった感じでしょうか
ロッドのリアグリップ長は35cm。
リールフットセンターからはおよそ43~44cmになります。
海アメ&サクラ ~ 湖までを1本でやるならこのモデルですね。
今回はリールシートのデザインも変更しました。
滑り難くとても握りやすいので、手の小さな方でも疲れないと思います。
価格や発売予定日などの詳細についてはまた追ってお知らせいたします。
本来であれば、展示会で各釣具店のスタッフさんに触れてもらうつもりでしたが
中止になったため機会が無くなってしまいました。
どこかのタイミングで触れられる機会と予約特典なども含めて考えます。
特典は製作中のキャスティンググローブや、帽子などが良いですかね。
D3福士知之