例年にない大雪に見舞われた北海道ですが、
河原の根雪もようやく融け始めました。
あと少しで待ちに待った山菜シーズンも開幕です。
山菜と釣りで体が足りなくなる前に、
綺麗なアメマスを見ておこうと数年ぶりに訪れる川を目指します。
河原に降り立つと、柔らかな陽射しがとても心地良く、
ときおり吹くひんやりとした風は残雪漕ぎで火照った体を程よくクールダウンさせてくれます。
木々を忙しなく飛び回る野鳥たちは賑やかに囀り、
アカゲラやコゲラはトントトトトト‥。タタタタタ‥。とドラミングを響かせ春のリズムを刻んでいます。
僕はバランサーフックチューンのキクマツをキャストし、ボトムに居るであろうアメマスにアピール。
トントントンッと春のリズムに同調させながらドリフトします。
手元に伝わるリズムを感じながら釣り進むと、コンスタントにアメマスからの反応がありとても楽しい。
どれも綺麗な個体だっただけに嬉しさもひとしおです。
写真には収められませんでしたが
つがいで身を寄せ合うオジロワシや良型のレッドバンドも目撃でき、
良き休日となりました。
今年も自然の営みを感じながら釣りを楽しもうと思います。
D3フィールドスタッフ
仙北谷祐輔