近年顕著なゴールデンウィーク頃の急激な気温の上昇。
これで春の山菜が一気に伸びてしまいます。
シドケ・コシアブラ・シイタケ・山椒(木の芽)
は、盛りが同時。
フキ・ワラビ・ネマガリダケ
が、時間差で続きます。
山のモノは、足が速く待ってくれないので
山菜好きは、日本海の海サクラマスが強制的に終了になります。
僕に掛かってくれたのは3㎏台 まででしたので
4kg 5kgのフィーバーには乗れなかったですが
この春は5戦4勝。上出来です。
早い時期のフキ。
【フキ御飯】
と
【生姜漬け】に。
茹でてスライスしたフキを
紅ショウガの汁に漬けるだけです。
山菜の女王 コシアブラ
【お浸し】
と
【コシアブラ御飯】
お浸しを刻んで鰹節と醤油で御飯に混ぜ込むだけ。
山椒の若芽
煮つけ や 焼き物の添え物に
釣ってきたマガレイの煮付け
【山椒御飯】
香りが最高です!
山ウドは酢味噌和え
と
皮をキンピラに。
ワラビ は 茹ででタタキです。
シドケ(スドキ)(モミジガサ)は
オヒタシ
と、味噌漬けに。
採るのが忙しいのですが、
これらが一気に揃うので食卓が賑やかになります。
フキの生姜漬け
ウドのキンピラ
ウドの酢味噌和え
ワラビと納豆のタタキ
コシアブラのオヒタシ
マガレイの煮付け木の芽添え
そして〆が
山椒御飯 or コシアブラ御飯です。
最高です。
春の山菜の中で一番足が速いのが シドケ。
すぐに伸びてしまうのでですが、食べ頃は20㎝ くらいまで。
しかも太くて産毛の生えてるものが柔らかくて最高です。
これ以上長くなると、皮が硬くなりエグミも増してて美味しくないです。
茎が短くても、皮に産毛が無く赤味のある茎のモノは美味しくないです。
そう。 産毛 が キモ です。
今年は少し頑張ることにしてる
フクシルアーズ の ハンドメイドルアー。
物は試しに
バッタエビセン に 産毛を付けました。
祖父から3代続く僕の虫の釣りは、
浮いてるだけで躊躇なく食わせる。というのがキモ。
この産毛付きのバッタエビセン。
ドライフライ用のフロータントに浸るとどうなると思います?
水と接してる面に銀幕を貼って・・・
現在制作中の福蝉にも、このバージョンを投入する予定です。
ずいぶんと長いこと製作してますが、まだ進化の余地がありますね。
産毛には旨味があります。
D3 福士知之