山のこぶしが満開となり、野山も綺麗に色づき始めた4月下旬。
僕の住む地方にも本格的な春が到来しました。
4月中はまとまった雨が多く、釣りの計画が水に流れてしまうことが何度かありましたが、大好きな行者にんにくを採りながら、新鮮な山の空気を味わっていました。
そしてようやく訪れた釣行チャンス。
この日は今年初の父との釣りで、父はスローシェイク44、僕はブラキストン500Lを片手に山岳渓流へ向かいました。
狙いはともに清流を好むオショロコマと葉わさび。
この時期、僕ら親子は釣りと山菜のセット釣行が常となっています。
川は雪代と雨の影響で平常時よりも水位が高く流れが荒くなっていますが、オショロコマが定位できる緩やかなポイントを見つけながら釣り上がります。
ポツポツと小型の反応を得ながら1時間半ほど進むと、大岩が流れを割り反転流が緩やかな小プールを形成しているポイントへ。
流れを読み丁寧にダリア45ssを送り込むと、大岩の影からこの日1番のオショロコマが出てくれました。
尺には数cm届かなかったものの、冷水に磨かれたいぶし銀な1尾にひと安心。
僕たちは、次の狙いである葉わさびの沢へ移動することにしました。
ポイントの小沢にたどり着くと、見事な葉わさびの群生。
必要な分だけいただき、こちらも大満足の結果になりました。
ここは父が数年間寝かせておいたポイントらしく、
山菜の採り方って大事だなと改めて実感しました。
5月に入っても釣りや山菜で忙しくなりそうですが、好機は一瞬!
全力で楽しもうと思います!
タックルデータ
【ロッド】 Blakiston500L
【リール】 Daiwa CERTATE FC LT2000S-H
【ライン】 VARIVAS Double Cross PE 0.6号
【リーダー】 VARIVAS EXTREME SHOCK LEADER 6lb
【ルアー】 ダリア45ss(白イナゴ)