5月下旬。
山の蕨がピークを過ぎ、山菜シーズンの閉幕が近づくと、
気になってくるのは深山のブラウン。
仲間からも「そろそろあの川のブラウンを狙いませんか?」とLINEが届き、
休みが合ったタイミングで目的の川へ向かいました。
そこはヒグマの濃い区域なので装備は厳重に。
熊鈴・電子ホイッスル・防犯ブザーの鳴り物と、
使いたくはない熊スプレーとナイフを携行し林道を歩きます。
入渓地点に到着し、まずはジョイントダリア80sブラックパロットを結びます。
アップクロスで水面直下を流れるようにリーリングすると、
沈み岩の影から食い上げるように水面を割って良型ブラウンがバイト!
ジョイントダリアを使っていて興奮するパターンの1つです。
そこから良型のバイトが連発しますがフッキングに至らず、
小粒のダイビングダリア45sにチェンジ。
クロス〜ダウンクロスで扇状に流すと、
ブリブリと小刻みなウォブリングアクションが手元に伝わります。
狙いのレーンでストップをかけると一発でヒット。
コンディションの良い1本でした。
今期フローティングモデルに生まれ変わるダイビングダリアは、
もとより静と動のメリハリが効くルアーなので、
操作の幅が広がるとその特徴が更に活きてきそうでとても楽しみです。
そこからブラックパロットで良型を追加し退渓地点へ。
エゾハルゼミの大合唱の中、気持ちの良い釣りになりました。
今年もヒグマの出没情報が絶えない北海道ですが、
安全第一で楽しもうと思います。
タックルデータ
【ロッド】 Blakiston608ML-OH
【リール】 SHIMANO TWINPOWER C3000MHG
【ライン】 VARIVAS MAXPOWERPE 0.8号
【リーダー】 VARIVAS EXTREME SHOCK LEADER 10lb
【ルアー】 ジョイントダリア80s、ダイビングダリア45s
D3フィールドスタッフ
仙北谷祐輔