知人に誘われ、友人と初めての石垣島へ行ってきました。
日程が短いので今回はボートからのライトゲームです。
携えたロッドはゼネラリストとトリロジー
そして、遠征に合わせたプロトブランクです。
ルアーの方は先日に作っていたペンシルベイトにメタルジグとジグミノー。
ミノーケースを丸ごと会社に忘れたのは誤算でした・・・
捻挫してムチムチに腫れた右足首が少々不安でしたけど、
この後はイベントなどで立て込んでいるので強行です。
先ずは色々と聞いていた装備を持参し、それで釣りをしてみて、
それから自分の感覚で。
そうするのが何処へ行くのでも遠征の鉄則です。
「PE2.0号+40lbリーダーは必須ですよ。」
と言われてましたので、ステラSW4000にはそれを。
イグジストLT4000には1.5号+30lbリーダー。
旧タイプのレグザ2500には1.2号に25lbのリーダー。
というラインとリールをセットしていきました。
良いのが掛かるとサンゴで擦れて簡単に切れてしまうのと
TOPを投げているとダツがぶっ飛んできてルアーを襲います…
そして掛かってしまうと歯でスパッと切れてルアーを失います。
友人は2-3度やられていました…
リールはラインキャパさえ足りれば4000番じゃなくても良かったです。
ロッドが66~73なので、正直SW4000は重くて大変。
でも、PE1.5~2.0号を150m程巻くとなると、シャロースプール全盛の昨今は
どうしても4000番くらいになってしまいます。
そんな今回のライトゲームで活躍したのは
旧タイプ(2019モデ)のDAIWA レグザ2500LT2500D-XH でした。
ナイロンなら10lbが190m
PEなら1.5号が230m(実測200m)
もラインが巻けて、最大ドラグ力もメーカー記載10㎏
安価で、小さくて、丈夫で、深溝スプールであるこのリールは
遠征用にはもってこいで、シーバスなんかにも大活躍してたのですが、
なんと現行モデルではシャロースプールになっているのは残念です…
北海道でも冬季はナイロンですから、このような小型で頑丈、
そしてラインがたくさん巻けるリールは残しておいて欲しいものですね。
もしくは、チューニングパーツとして深溝スプールを販売してほしいですよね。
夢屋とかSLPとか。メーカー系のカスタムパーツで。
シャロースプール(浅溝)ばかりですから。
さて、釣りの方はTOPメインでやりたかったのですが
風波が有ってやり難かったのと、あまり反応が良くありませんでした。
TOPで乗り切らなかった魚や、根に潜られ切られてしまったりと、
次回の課題になりました。
それにしても、賑やかな風貌と鋭い歯。
そしてファイトも強くてルアーの相手としてはとても楽しいですね。
歯の鋭さはどの種も同じなのですが、
なによりも口の形が魚種によって大きく個性的なので
オリジナルのフックのテスト相手にはちょうどよかったです。
バーブ(カエシ)は出発前にリューターで削り落として
全てバーブレス仕様にしていきました。
万が一の怪我の事を考えると、
ボートでの釣りは全てバーブレスで良いと思います。
一人のために全員が港に引き返す…なんてリスクもなくなりますしね。
引き返すといえば、
現在開発途中のルアーもロッドも、個性の強いものが多いんです。
形状的なことだけではなくて性能であったりなど。
3年後の2028年にD3は20年になります。
虫のTOPウォーターから始まったキワモノ屋のメーカーですから
ヒット とか 必要にされる物 などに拘らず、
臆することなくもっと自由に作っていこうと考えています。
経験を積んで少しは図太くなって来たのかもしれませんね。
少しだけ感覚を引き返してみたいと思います。
D3 福士知之