渓流での釣りが一段落し、本流での釣りにシフトチェンジする冬。
ターゲットはイトウ。
勿論、一発大物狙いだ。
毎回が0か100の釣りになるが、
寒さに耐え頑張った末にやっと出る一本の嬉しさは格別。
この喜びを味わいたいが為に、
ー20℃を下回らない限りは躊躇する事無く釣り場へ車を走らせる。
ストラクチャー下や、
ドン深のプールに潜んでいるイメージが強いイトウだが、
僕が狙うポイントはそれに相反する場所であまり底は意識しない。
条件が揃っていれば、ビックリする程の浅瀬に出ていることがある。
居着いていた場所から離れた個体は、意外にも簡単に口を使ってくることが多いと感じている。
使用ルアーは様々なもので反応はあるものの、
川幅が広いのでカスタムスプーンやダリア75Sを中心にローテーションを組む事が多い。
そして、この魚のチェイス距離はかなり長いのでピックアップまで油断は禁物だ。
後はマイナス気温の中ひたすら粘るのみ。
昔から
「十勝のイトウの100超えは宝くじが当たるようなもの」
なんて聞いてきた。
ビンゴゲームすら当たらない僕でも、頑張って通っていればいつかは…(笑)
前田洋一