① 翌日ソールがしっかり接着されたらテープを外し、
爪先部分のフェルトを斜めにカットします。

② こうしておくと、爪先をひっかけて剥がれてくるのを防げます

カカト側は最初から反り上がる形状ですし、
歩くとすぐに減るのでそのままで大丈夫と思います。
③ 次に、各所の補修をします
使用するのは LeXeLボンド。
建築現場でも困ったときに使用する透明の万能ボンドです。
※ 無ければ スーパーXのゴールドでも良いです。

④ 爪先の浮いてしまったパネル部分

⑤ マスキングテープで養生してからヘラで塗布

⑥ こんなふうに埋めてしまいます

⑦ テカテカしてますが、パッと見は分からないものです

⑧ 次にフェルト と ラバーの継ぎ目。
力の加わる部分が別素材になっているので、
前出のように割れが出てくるんでしょうね

⑨ ここは、見えない部分なので、
マスキングテープで養生してから少し多めに充填します。補強メインです。

⑩ このような感じに埋めてしまいます。
次回の交換時にはブーツ本体のアッパーも限界でしょうから
次のフェルト交換のことは考えていません。

⑪ しっかり乾燥させたら完成!
少々手が掛かりますが、ウェーディングシューズは命に係わる道具ですので
時間をかけてゆっくり作業しましょう。

D3 福士知之