山菜も一段落した5月下旬。
僕の身近な河川では、アメマスが大海原へ旅立ち、
それと入れ替わるように、上流からブラウンが下ってきます。
そんなコンディション抜群のブラウンを狙うべく、
仲間と共に新緑の渓流に足を運びました。
今回、ルアーケースに納めたのは、今夏リリース予定のジョインダリア新色。
5種類ある新色のうち3色がスタッフ考案カラーとなりますが
僕が担当したのは # 16 BP(ブラックパロット)。
初代D3カスタムスプーンにラインナップされていたカラーで
こカラーが効果的なのはスプーンで実証済みなので、
考案依頼をいただいた時に一番最初にに思い浮かびました。
同じカラーであってもジョイントミノーなのでスプーンとは大きくシルエットが異なります。期待と不安が入り交じるなか、入渓地点へ向かいます。
河原へ降り立つと水はとても冷たく、水質は予想通り深緑色。
まさにこの状況を攻略するためのカラーなんだ!
とロッドを握る手にもつい力が入ります。
そんな不明瞭な川底を80sで丁寧に探ると、
パワフルなブラウンががっぷりと咥えてくれました。
その後も連続ヒットが続いたので
今度はベースとした同色のカスタムスプーンに結び変え良型を追加。
ブラックパロットの効果を再確認して気持ち良く釣りを終えることができました。
このカラーはジョイントダリアのナチュラルなアピールに加えて、
ピンクドットが特に目立つため、派手なアクションはせず、
自然なドリフトやリーリング緩急だけで十分に魚を引き寄せてくれると思います。
これからの北海道は渓流のトップシーズン。
その前にもう少しこのブラックパロットとともに沢山の鱒に会いに行こう!
D3フィールドスタッフ
仙北谷祐輔