「今年は早いかも。」
なんて話がいたるところから聞こえて来てはいたが、
例年通りのタイミングでシーズンインし、
間も無く終焉を迎えようとしている道東太平洋海サクラマス。
僕が通い始めたのは7月の上旬からで、
シーズンで言うと中盤に差し掛かった位だろうか。
接岸して間も無い新しい魚と、
岸よりして日にちが経った古い魚が入り混じっている状況だ。
この時期の僕の釣り方は至ってシンプル。
フルベイトをノーマルからスローリトリーブでただ巻き。
カラー選択は新しい魚が多いと感じた時はピンク、チャート等の派手なカラー、
古い魚が多いと感じた時は、黒等の地味なカラーを中心にローテーションする。
経験上、この時期は地味なカラーが有効に感じる事が多い。
そして、いよいよ終盤になると古い魚が大半を占め、
より一層食いは渋くなり、派手なアピールには反応しづらくなる。
そんな時、僕がメインで使うのはカスタムスプーン16.5g。
沖にキャストし、スプーンがアクションするギリギリのスピードでリトリーブしてたまに軽くトゥイッチを入れる。
水中にルアーがある時間を長くするように心掛けるのがこの釣り方のコツだ。
今期は上記の釣り方が的中し、2桁釣果を記録している。
今年もやはりフルベイトでの釣果が圧倒的だった。
気持ちよくシーズンを終えられるのもこのルアーの素晴らしさによるもの。
また、今期はファイトに持ち込んだ魚は1本もバラすことが無かった。
これはロッドBR96MHのお陰だと思っている。
近年、道東太平洋でも魚が大型になり、
波打ち際でのパワーファイトを強いられる場合が増えた。
非常にトルクフルでありながら追従性の高いこのロッドは、
魚に主導権を握られる事もなく、
引き波の強い太平洋でも余裕を持ったファイトが出来る。
もし、ワンランク上のロッドを検討している方は
是非、手に取ってみてはいかがだろうか。
使用タックル
ロッド ブラキストンBR96MH
リール シマノ ステラSW4000HG
ライン バリバスMAXPOWER PE1.0号
BIGTROUTショックリーダー20lb
ルアー フルベイト75&85 カスタムスプーン16.5g
D3フィールドスタッフ
前田洋一