「これは釣れるね!」
6月のルアーフェスタで展示されていた
ジョイントダリア2024新色はひときわ目を引きました。
特に白を基調とした#20FLM-Whは、
これまでホワイトカラーの定番だった#8白ドジョウとはアピール性が異なり、
フィルムフィニッシュされたボディーの艶やかな反射は
魚からフレッシュな反応が得られそうで使うのが楽しみでした。
7月中旬。
そのフィルムホワイトを携え近くの川へ。
道内各地は渇水傾向が続いているようで、
水量が安定しているこの河川には多くの釣り人が…
狙いのポイントは諦め、人のいない場所を探して入渓しました。
陽が照り付けるなかフィルムホワイトをキャストすると、
水中での視認性はもちろんの事、飛行中の姿勢も目で追いやすいため、
光量の少ないオーバーハングの奥でもブレーキのタイミングがばっちり図れます。
連日のフィッシングプレッシャーで反応はシビアなはずですが、
条件の揃ったポイントからは期待通りブラウンが連続ヒット!
フィルムホワイトは僕の中で新たな定番として確立しました。
そして、次のポイントでは水深のある瀬尻をアップクロスでウネウネ流すと、
ボトムから良型が強襲!
ダッシュからの大ジャンプでヒヤヒヤしましたが、
ベリーのバランサーフックがしっかりとかかっていて、
うまくいなしながらランディング。
この水系では少し珍しい黄色味の強い個体は納得の60upでした。
撮影中、急に増水してきたためまだ時間はあったけれど、
フィルムホワイトの釣果に満足し帰路につきました。
ヒグマの目撃情報が絶えない北海道。
この日も対岸でバキバキと枝の折れる音が聞こえ、
音の主は見えなかったものの、念の為ポイントを離れるシーンもありました。
爽快な釣りが楽しい盛夏ですが、
これからも身の回りの異変を即座に察知できるよう、
集中力を高めて川を歩こうと思います!
タックルデータ
【ロッド】 Blakiston608ML-OH
【リール】 SHIMANO TWINPOWER C3000MHG
【ライン】 VARIVAS MaxPowerPE 0.8号
【リーダー】 VARIVAS EXTREME SHOCK LEADER 10lb
【ルアー】 ジョイントダリア60S(#20 FLM-Wh)
D3フィールドスタッフ
仙北谷祐輔