北海道にも短い夏がやってきた。
「夏」を感じる事柄はいくつかあるけれど、
僕の中では「ヤマメの解禁」もその一つ。
今年も夢の大ヤマメを追いかける夏の釣りが始まった。
ここ数年、解禁直後の釣行で良型に巡りあった記憶はないが、
それでもワクワクしてしまうのは夏ヤマメの持つ魅力なのだろう。
夏の野鳥が囀ずるなか、bkt408ulを気持ちよくキャストし小渓流を釣り進む。
イワナとおぼしきチェイスが多数あるなか、
数km進んだところでようやくヤマメがバルキッド40sを咥えてくれた。
朝一しか時間がとれず短時間の釣行だったが、
可憐なヤマメに癒され帰路につくことに。
脱渓地点からの戻り道、
のどかな田んぼの風景を眺めながら歩けることもこのコースが好きな理由。
アマガエルがそこら中を飛び跳ね、
稲穂が黄金色になるその頃までこの楽しい釣りを続けよう。
D3 仙北谷祐輔