田んぼの稲穂も黄金色になり、
とても堪えた今年の盛夏も終りが近づいているようです。
北海道では「お盆を過ぎれば秋の始まり」で多くの賛同を得られるはずですが、
今年はちょっと様子が違いました。
山全体が干上がっているようで、
支流はおろか、本流でさえ水量がとても少なく、
木々は枯れてしまっている物が目立ちました。
そんな状況にも滅気ずに、
目標としている大ヤマメを狙いいくつかの河川を歩きましたが、
今年も目標には届かず‥‥。
過去の実績から季節進行等を見計らい、ヤマメの濃い区間に入ったつもりが、
良型イワナが占拠していることもありました。
年々変化する自然環境に弄ばれながら今年のヤマメ釣りは閉幕。
自分自身のデータを修正しながら来年への宿題です。
ただ、嬉しい誤算もあり、高気温が長く続いたせいか、
夏キノコの代表格である「タモギタケ」は例年より長い期間採れました。
バターソテーやパスタ、味噌汁で美味しく頂くことができました。
残暑の影響が心配ですが、秋は釣りにキノコに体が足りなくなる季節。
ヒグマにも最大限の警戒を怠らないよう、山遊びを楽しもうと思います。
D3フィールドスタッフ
仙北谷祐輔