【盆明けのカラフトマス】  D3 福士知之

一般企業のお盆休みが終えるタイミングを見計らって、

友人の住む知床羅臼へ行ってきました。

こういうご時世ですので、自宅から羅臼までノンストップで行こうと思い

飲み物と昼食を積み込んで 430km先を目指します。

さすがに高速のパーキングエリアでトイレタイムを一度取りましたが

6時間チョットの所要時間でした。

 

 

知床ではカラフトマスで数タイプのロッドブランクテストが目的です。

 

僕は新竿のブランクテストにはカラフトマスが最適だと思っています。

理由は50~65cmくらいのサイズの魚で重量感やファイトの強さがあること。

そして数も釣れるため1~2日でブランクの強度やガイド設定の確認、

そして、ボートから掛ける。岸から掛ける。

というテストを一気に出来るからです。

やはりロッドのテストは、たくさんの魚を釣ってなんぼですからね。

 

こういうこともあり、

小渓流用の機種以外の新ロッドはカラフトマスでテストしています。

 

念のためですが、あくまでもメーカーとしての開発テストです。

「どのくらい負荷までかけると折れるか」も含めてテストしています。

なので、まぁいないでしょうけど

『なら511Lでカラフトマスをやってみよう・・・』

などはやらないようにしてくださいね。

海の魚と、淡水の魚では馬力が違いますので。

 

 

さて羅臼といえばブランド昆布の羅臼昆布。

僕も母方の実家が根室でしたので、子供のころは伯母さんの家で夏休みに昆布干しを手伝っていました。けっこう楽しいんですよ。

 

さすがに時代も違うので今回は友人家族の邪魔にならないように見学ですけどね。

 

 

早朝から家族や助っ人総出で作業。

 

 

陽が昇るころには昆布を干場に並べて乾燥。夕方までには湿気ないように仕舞う。

と、昆布作りは手がかかります。頭が下がりますね。

 

 

 

 

 

友人の長女が今や立派なお母さんになってたことで、

自分が年をとったことを自覚しました・・・

初めて会った時は小学校5年生だったのに・・・

 

僕のカラフトマス釣りは、

初めて釣ったのが17歳の時の別海の海岸でしたので、

今年でちょうど30年。

節目を知床で迎えたわけですが

環境も、魚も、駆け足で変化してきたと思います。

 

昔のように、70cmを超える大きなマスはほとんど見なくなりました。

昔話になりますけど、70㎝級のオスのセッパリなんて

アブラビレ が キクラゲ みたいに大きかったんですよ。

 

 

 

さて、最終テストのメインロッドはトリロジーシリーズの三男坊

トリロジー703です。

“ the Big game ”

というサブタイトルを付けたように、

大型トラウト用に設定した3ピースロッドです。

チョットマイルドな設定のブランク と 反発力の強いブランク

この2つで甲乙つけがたかったので両方で釣り比べをしました。

 

結果的には反発力の強いほうを選択することになりましたが、

マイルドな方も何か違うロッドに使いたいと思うほど良い出来なんですよね。

 

 

 

 

製品に使うブランクは、ティップに張りのあるレギュラーテーパーで

パリッと乾いたようなブランクです。

硬い口にもガッチリとフッキングするのでバレなくてよいです。

 

高タンパク低脂肪 ならぬ 高反発低バラシ

 

来年を楽しみにしていてくださいね。

 

 

今年の羅臼は、

当初、千歳空港から中標津空港まで飛行機を利用していくつもりでした。

フライト時間50分。そこからレンタカーを利用して羅臼まで向かう。

往来の安全性なども含めてこの時間的猶予は大きいです。

ロッドは ブラキストン 806MH4 と トリロジー703というパックロッド。

ウェダーの代りにウェットタイツ+軽量シューズ。

ルアーは小さいスプーンを数個しか使わないので荷物が少ない。

釣具+着替えを含めても、バックパックで十分ですので

荷物が小さい釣り旅を検証してみたかったんですよね。

 

今回はコロナウイルスの影響もありますので、

空港などを利用しない自宅から友人宅まで自家用車という選択をしましたが

先々でそれが可能になった時はマルチピースらしい釣旅で計画しようと思います。

 

念のためですが、トリロジー703はカラフト用という位置づけではないです。

ブラキストンのシリーズで、一番カラフトマス釣りを楽しめるロッドは

ワンアンドハーフの BKT-608MLOH です。

河川のミノーイングから蝉のトップウォーター。

そして海のカラフトマスや湖の釣り。

『 1本の竿で色々とやりたい 』

そういう方には自信をもってこの608を勧めます。

ワンアンドハーフなので仕舞寸法が長いことが唯一の難点ですが、

そこを差し引いても有り余るほどの万能さを持ってます。

 

 

 

話は戻ってトリロジーシリーズですが

昨年発売した、第一弾 TR-603 “ the stream Rainbow”

先日発送を開始した、第二弾 TR503 “ the stream pluggin ”

そして来年発売予定の、第三弾 TR703 “ the Big game ”

この三部作で終了です。

 

通常のブラキストンシリーズとは違い一般ウケ云々を無視して、

僕の好きなアクションで作ったシリーズです。

少々高額なシリーズですのでコンプリートされた方には何か特典を考えなきゃならないですね。

 

トリロジー以外でも、

スタッフとちょっとマニアックなシリーズを考えてますので

それも期待していてくださいね。

ベイトファンの方は特に。

 

 

 

鮎とカラフトマス釣りで、その後は知っての通り大雨続き。

今年はついにヤマメ釣りを1回もしないまま夏が終わってしましました。。。

 

 

 

 

それにしても、

携帯電波の届かない世界遺産での釣り。

いつ来ても思いますが、釣りに集中できて最高です。

 

来年は、カラフトの良くない年回りとなりますがどうなんでしょうかね。

また行けるように、健康に気を付けようと思います。

 

 

 

D-3 福士知之

 

 

 

About the author: fukushi