ウェットウェーディングシューズ  D3福士知之

以前にもブログで紹介しましたが、

鮎釣りを始めるようになってから夏の釣りはウェットウェーディングスタイルです。

ここ数日の気温もそうですが、さすがに昨今の北海道は盛夏の厚さが凄いので

湧水や山奥の渓流でも行かない限りウェダーでもかなりの厚さになりました。

【ウェットウェーディングスタイル】 D3福士知之

さて、この中でも書きましたが、

ウェットスタイルでは普通のウェーディングシューズは重すぎて不快です。

靴に受ける抵抗が強いので機動力が落ちウェットスタイルの恩恵が半減します。

自動車のタイヤもそうですが、やはり軽さは大切です。

 

記事の中では、フォックスファイヤーのシューズを紹介していましたが

このシューズが廃盤になったため

今年はモンベルの サワートレッカー(旧タイプ?)を履くようになりました。

フェルトソールのもので、秀岳荘で9千円台でした。とても安価です。

モンベルのシューズは以前に、サワークルーザーという

白いフェルトソールのタイプを履いたことがありこれも非常に快適でした。

 

今回のは、色が釣り靴には微妙だったので、染めQで黒く塗りつぶしました。

このモンベルのシューズと

フォックスファイヤーのシューズとの違いですが、

まず重量が非常に軽量です。

 

【 FOXFIREのシューズ  】

28cmで1160g

内部には純正インソールが入ったまま。

※自分でフェルト交換したので純正より重いというのもあります。

 

【 monbellのシューズ 】

28.5cmで859g

内部には純正インソールが入ったままです。

非常に軽量です。

 

 

重量以外の特徴としては、ハイト(高さ)が違います。

左 Foxfire  右 monbell

モンベルの方は足首のネオプレーン部分が高く、

靴紐の穴位置も1ー2段高い位置まであります。

靴本体の補強の樹脂パネルもあり非常に足首のホールド性が高いので

僕のように足首の緩い(捻挫癖のある)人にはとても心強い作りです。

 

靴紐の通し方も独特で、

これが左右のグレーの補強パネルをギューッと締め付けてくれ

“ 足全体をソール部に押し付ける ” ようなフィットをする靴です。

 

では、

フォックスファイヤー(いまはエアリスタなのかもしれません)は

靴ひもを締めあげると、この部分が持ち上がり、

一体型になっているインソールが引き上げられて

足裏にフィットする仕組みになってます。

インソールを使って、

足の甲をアッパー部分に押し当てるようなフィット感です。

凄いアイデアですよね~

こちらもフィット感は秀逸です。

 

 

足の形状は人によって、

甲高だったり、幅広だったり

と様々なので、靴は必ず試着したほうが良いです。

僕は 神経質ですのでチョットした不快さも我慢できなくなるので

釣り靴選びには慎重です。

 

 

Foxfire は、爪先も幅広で高さのある形状ですので足のゴツイ方に向いていると思います。甲高幅広の足の方はこういった形状が良いと思います

同じような形状のシューズが DAIWAから出てます。

ダイワフィッシングシューズ2550C というものですね。

本当は履きたかったのですがサイズが無く断念しました。

 

monbellは、爪先部が細く高さも低く作られています。

僕は足幅が細長く甲も薄いためフィット感は抜群です。

ただ爪先が当たるような気がしてるので1サイズ大きなものを選択しています。

 

 

あと、インソールですが

通常のウェーディングシューズではスーパーフィートやBMZなどを使用することも多いですが、ウェットスタイル用のこれらのシューズは余程でない限りは交換しない方が良いと思います。

一体型のFoxfireのものは現実的に交換そのものが不可能ですが、

monbellのこのインソールも、軽量であるだけじゃなく

水抜けがたいへん良いのでこのまま使うのが良いと思います。..

あと、、一度抜き取ると元の場所に入れ戻すのになかなか苦労します….

 

 

あと初めての方はウェットスタイルでは、ウェットタイツの中に履く下着も、

何を着用したらよいかわからないかと思いますが、

パンツを履かずに、ランニング用のサポートタイツあたりを一枚履くだけのほうが良いです。綿などの下着はやめた方が良いです。

タイツのほうが着替える時も、パッと見、パンツよりスマートですしね。

 

ほんと暑さに参りますね。

 

 

D3 福士知之

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